学術集会
第20回学術集会(大阪)

第20回学術集会(大阪)

第20回学術集会(大阪)

このたび、第20回学術集会を2019年7月14日(日)に大阪で開催いたします。20年間のAKA‐博田法およびANTの臨床的意義や効果などを整理し、症例検討を通して理解を深め、これからの目指すべき道標を皆様と共有し共に歩んでゆけるようにするために、テーマを「AKA-博田法・ANT ~未来(明日)への道標~」としております。
年一度行われます学術集会は、日々改良が加えられ進化を続けるAKA‐博田法について最新の知識を得る機会となります。
皆様におかれましてはご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、是非ともご参加を心よりお待ちしております。

第20回学術集会専用ホームページのご案内

本学術集会では専用ホームページを作成し、皆様への情報提供を行っています。
事前参加申込みも学術集会専用ホームページにて受け付けております。

第20回学術集会(大阪)ホームページ

学術集会開催要項

テーマ:「AKA‐博田法・ANT ~未来(明日)への道標~」
開催日時:2019年7月14日(日)9:55 ~16:40 (受付開始 9:15より)
開催地:メルパルク大阪 2階 メルパルクホール〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原4‐2‐1
http://www.mielparque.jp/osaka
交? 通 :JR新大阪駅北出口より徒歩約5分
対象者:理学療法士・作業療法士・医師・学生(PT学科・OT学科)

会長あいさつ

竹本 民樹 第20回学術集会(大阪) 会長 [医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院] 竹本 民樹

この度、第20回学術集会を7月14日(日)に大阪のメルパルク大阪で開催する運びとなり、現在、鋭意準備を進めております。
学術集会も、今回で20回目の節目の時を迎えています。人で例えますと成人を迎え,独り立ちし次のステップへと羽ばたいてゆく時となります。この20年で、関節運動学的アプローチ(AKA)-博田法と関節神経学的治療法(ANT)は学術的にも技術的にも飛躍的に発展し現在も更なる改良が加えられています。AKA-博田法は,治療技術だけではなく関節機能異常を評価する評価法としても、脳血管障害、骨関節障害、内部障害(廃用症候群)など多くの障害に対して効果的で日々の臨床で必要不可欠な手技となっています。

しかし昨今、いろんな方面よりPT・OTは「治療」という概念が薄れ、治療対象を器官レベルで評価し検証し治療することをせずに、どの患者も同じようなアプローチを行い、その障害にあった適切なアプローチが出来ないセラピストが増加しているとの声をよく聞きます。適切で効果的な治療が出来ないとなると医療におけるPT・OTの位置づけが失われるのではないかと危惧されます。

近年の当学会では、「評価と治療の妥当性」「AKA-博田法・ANTと動作」と臨床における評価と治療に沿った内容となり、前回の学術集会では「臨床力を高める」というテーマのもと,臨床における更なる評価,治療のスキルアップを目的にした技術習得についての内容となっており有意義な学会となってきています。
そこで今回のテーマは「AKA-博田法・ANT~未来(明日)への道標~」としました。これは、この20年間のAKA-博田法・ANTの臨床的意義(効果)を整理し、臨床的効果について症例検討(映像)を通して再度明らかにし、これからの目指すべき道標を皆様と共有し共に歩んでゆけるような一日にしたいとの思いから決定しました。
学会内容は、教育講演では「AKA-博田法の基礎」を分かりやすく講演して頂きます。特別講演「物理医学とリハビリテーションにおける診断と治療~症例を通じて徹底解説~」では、博田節夫先生が実際に診断~治療された症例の映像を見ながら,AKA-博田法・ANTの臨床的効果と考察を徹底解説して頂きます。指定演題では、当会の指導者の先生方3名に「目指すべき治療法~AKA-博田法・ANTを用いて~」といテーマで,映像を用いてなぜAKA-博田法・ANTを用いたのかを評価から治療を示して頂き、明日からの臨床に役立つ講演を予定しています。

今学会が、皆様の医療における,これから(未来)の道標になり,さらなる飛躍の機会になるように考えております。

プログラム

特別講演「物理医学とリハビリテーションにおける診断と治療~症例を通じて徹底解説~」

AKA-博田法の開発者であり、physiatristである博田節夫先生が、実際に診断、治療された症例の映像を見ながら、物理医学(physical medicine)とリハビリテーションについて徹底解説をして頂きます。特に機能障害(impairment)の評価から治療についてわかりやすく解説して頂き,AKA-博田法の評価としての重要性と治療効果について最近のトピックスも交えてご講演頂く予定にしております。

日本関節運動学的アプローチ医学会 会頭
日本関節運動学的アプローチ医学会理学・作業療法士会 顧問
博田 節夫 先生

教育講演 「AKA-博田法の基礎」

AKA-博田法は、関節包内運動の異常を治療する副運動技術と関節面の運動を誘導する構成運動技術からなります。AKA-博田法を理解するためには、一般的の解剖学、生理学、運動学などに加え、「関節運動学」「骨運動学」「関節神経学」「神経伝達」「関連痛」「結合組織の収縮機能」などの知識が必要となります。教育講演では、これらをわかりやすくご講演頂くことにしております。

日本関節運動学的アプローチ医学会理学・作業療法士会 指導者
医療法人和同会 宇部リハビリテーション病院
前田 智秀 先生

指定演題 「目指すべき治療法 ~AKA-博田法・ANTを用いて~」

AKA-博田法は、一般的に痛みの治療という側面がクローズアップされていますが、本来は伝統的な運動療法の欠陥を補う技術として開発され、AKA-博田法でも補えない部分をANTが担っています。この事で、運動療法は病的な状態に対してアプローチできるようになり、様々な疾患にも対応できるようになりました。
そこで、今回は、当会の指導者である3名の先生方に「神経障害」「骨関節障害」「廃用症候群」の症例についてAKA-博田法及びANTを適用するために必要な評価の手順と治療効果を、症例の映像を通して解説して頂いて、AKA-博田法・ANTの理解を深める予定です。

日本関節運動学的アプローチ医学会理学・作業療法士会 指導者
独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
西薗 博章 先生
日本関節運動学的アプローチ医学会 理学・作業療法士会 指導者
医療法人佐田厚生会 佐田病院
杉尾 秀一 先生
日本関節運動学的アプローチ医学会 理学・作業療法士会 指導者
介護老人保健施設 ライフプラザ新緑
加藤 潤 先生

懇親会のご案内

日時 2019年7月13日(土)18:00~20:00
場所 新大阪ワシントンホテルプラザ
[新大阪駅より徒歩5分]
対象 当会会員
参加費 5,500円
申込み 事前参加申し込みのみ受付。
学術集会事前参加申し込みの際に
合わせてお申し込み下さい。


事前参加のみ受けつけております。学術集会事前参加申込みをされる際に、合わせてお申込み下さい。

お申込み方法

事前参加申込みと当日参加申込みの両方を設定しております。
事前参加申込みは、第20回学術集会専用ホームページにて受け付けております。

・事前参加申込み期間
2019年4月1日 ~ 

詳細は第20回学術集会専用ホームページに掲載しておりますので、ご確認ください。
第20回学術集会(大阪)ホームページはこちら

お問い合わせ先 <学術集会 事務局>
〒596-8522 大阪府岸和田市加守町4-27-1
岸和田徳洲会病院 リハビリテーション科 前 宏樹
E-mail : akaptot.kinki2019@gmail.com
TEL: 072-445-9180(リハ科直通)
FAX : 072-445-9932
受付終了いたしました